iPhoneの歴史をたどってみよう

iPhone4

十分な性能がありながら、今まではディスプレイの性能が少し見劣りするという見方もあったiPhone3GSまでの世代ですが、そのようなイメージを一新させたのがiPhone4です。こちらは超高精細であるRetinaディスプレイが初めて採用された端末です。この頃からはもうiPhoneはガジェットマニアだけが扱うオタク向けの商品ではなく、誰しもが注目する家電としての側面を持ち始めてきました。そのため、日本のスマートフォンの普及に一役買ったという見方もあるほどです。

性能面としてはフロントカメラが付いたことが特徴として挙げられます。これはもともとビデオ通話用に作られたものですが、若者の間ではセルフィーカメラとして活用されることも多いです。またジャイロセンサーが付けられたことによって、それを利用したゲームアプリの開発なども進行しました。

高いデザイン性もiPhoneの持つ大きな特徴ですが、ボディデザインも前作から一新して、アルミボディで四角いものに変更されました。今までは丸みを帯びた少し可愛らしいというイメージがあったiPhoneですが、iPhone4ではシャープでカッコいいイメージという印象を受ける人が多かったようです。