iPhoneの歴史をたどってみよう
iPhone 3GS
ブランド力は十分ながらiPhoneとしての性能という面では少し見劣りをしていたiPhone3Gですが、性能などの諸問題をクリアしたとされているのがiPhone3GSです。こちらは特に動作速度のもっさり感が改善されたことが売りとなっています。実際、3GSのSとはスピードを指しています。そのため、動作速度が速まり、3Gではまともに動かなかったアプリもサクサク動くようになりました。
また、ディスプレイに指紋がつくという問題点もコーティングにより対応していることや、カメラ機能に動画撮影機能も加わったことによって、動画を楽しむという文化が日本でも根付くようになりました。今のSNS文化が花開いたものiPhoneに動画撮影機能がついたことが影響していると指摘する声も上がっています。
また、ストレージサイズも32GBが登場しました。このことによりPDAとしての役割もしっかりと果たすようになり、様々なデータを持ち運べるようになったという点もメリットの１つです。このように、これまでは物珍しさで人気だったiPhoneがスマートフォンの性能として評価されたことによって、その人気を確かなものへと変えていったのがこの時期の特徴です。
